かぜはく電脳曼荼羅

玄秘学、食文化、ゲーム、生と死に非常な関心があります。

エターなるかぜはくの羨望

近場に陶芸の美術館があるからこの前行ったんだけど、僕にとって陶芸というものはそこまで縁のあるものではなく、展示物に関して、「破れやすい陶磁が、平安期や鎌倉期のものが現存しているのはすごいなあ」とか、「手作業でこのような細かいものを作り上げて、焼き上げた際に破損しないのもすごいなあ」という感想が大部分であった。

 

当時の人々の暮らしが垣間見れたり、想像できるというのはあるのだが、門外漢に過ぎると凄いもののその凄さというのが理解できないというのはあると思う。

 

何が言いたいかというと、人が生きているうちに、何かに対して驚嘆するとき、僕はその対象に関して少なくともその凄さを認識出来る程度に知識があるというのは教養であると思うし、それがあるだけで――その人は達人の妙技の一端を認識できるということは――実力であり、素質であると思うのだ。

 

だから僕はこれからも人生の様々なタイミングで、出来るだけ多くの「凄い!」と思える機会というのを増やして行きたいと思う。何がそのための引き金になるかは判らないが、その切っ掛けさえなければ、得られるはずだった知識や技術について学ぶ機会さえ得られないと考えているからだ。

 

さて今回は、僕がまだ紅顔の美少年であったころ、ゲームをツクったりしていた時に「あ、これやべえな」と感じたゲームについて書いておこうと思う。

 

月夜に響くノクターン」というゲームがあって、RPGツクール2000で作られたゲームなんだけど、いわゆる黒歴史ノートを量産していた時分の時、感銘を受けたものだ。

ダークファンタジー的なストーリーはもちろん、僕はこのゲームにある種の執念とも言えるものを感じ取った。

雑に何が凄いかを一言で言うと、作り込みが非常に細かいのだ。

キャラクターが画面を移動するたび、その足の挙動にあわせて鳴る足音。マップチップによって、草原なら草を踏む音、洞窟なら革靴が土を踏みしめ、石を叩く硬い音。水たまりなら水音。扉を閉める時でさえ、そのキャラクターは扉を閉める時に後ろ手に閉めるのか、それとも向き直って正対して閉めるのか。キャラクターの歩き方や荷物の持ち方、表情さえ伝わるかのようだった。

 

システムに関しても独自の要素が非常に多く、クオリティも高かった。しかし当時の僕には真似することが精一杯で、同じものは作れても、キャラクターの息吹を感じさせるような作り込みまでは作り込むことは出来なかった。

 

後にこのゲームがリメイクされ、ついでにそのリメイクされた奴もめちゃくちゃやり込んだのだが、リメイクされたゲームからも同じような、執念すら感じられる作り込みを感じ取った時に、僕はその事に感動した。

 

そのことをふと思い出して、またプレイしてみることにした。

 

プレイ日記を書くかどうかはまた決める。

バイオショックインフィニティさんかいめ!

暴動が凄まじいのでカムストックハウスにいってついでにやつを片付けるぜ!という流れ。

 

鳥ちゃんに見つかりかけたりしたけどなんとかなった。 

 

ダウンタウンへ行くと戦争状態になっており高いところをとってイモスナした。

 

原子を空中に固定した。原子が空中に固定出来るのなら、それがリンゴだって構わないのでは?リンゴが空中に固定出来るのなら、それが都市だって構わないのでは?

すげえこというなあ

 

カムストックハウスに入れないので、墓地で真空保存してあるかあちゃんの指の皮を剥ぎ取りにいくことに決定。

 


かあちゃんが墓から抜け出したのでおいかける。

 

どうやらエリちゃんはカムストック夫人の実の子ではないらしい
カムストックは種無しだって。
で、カムストック夫人を殺したのはカムストックらしい。実行犯は速水奨の人らしいけど。

 

 

いざカムストックハウス!というところででかい鳥に見つかってぶん投げられる。カムストックハウスへびゅーん

 

デカい鳥にエリザベスを奪われる。
しまった!ピンチになっても薬を投げてくれる人がいない!
弾が無くなったら殴るしかねえぜ!!!!

 

 

迎えに行ったらエリちゃんはばあちゃんになってた。

 

 

 

は????

 

 

 

 

拷問や恐怖ではなく、時間が彼女を変えてしまったらしい。
第二のカムストックになってしまったエリちゃんが目の前に現れたとのこと。


私みたいにならないためにとメモを残し、1912年のエリザベスにそれを渡すことに。

 

エリちゃんが捕まえられて拷問されてるとこに突撃!


いろいろやってるところでいきなり電源を落とす!エンジニア泣かせのひろし。

 

背中のところにズボッと痛そうなのを挿入されてたエリちゃんのコルセットをぐいぐい締めるひろし。いたそう!

 

 

実際何ヶ月も囚われたままってことになってたらしい。

 

カムストックはエリちゃんに拷問しただけではなく、第二のカムストックにしようとしているみたい。

 

 

革命でズタズタになったもうコロンビアはダメっぽいと悟ったのか、個人用飛行船「神の手」で逃亡を決め込むカムストック。それを許すひろしではない。

 

カムストックの船に乗り込むぜ!

 

突撃しまくってカムストックの部屋まで行き、いやらしくエリちゃんの手をなでなでしたりしてたので首を締めて噴水にぶつけたりして殺した。
超あっさり……もっと大激闘があっありするのかと。

 

 

カムストックの船沈めたるぜー!と襲いかかってくるヴォックスポピュライの艦隊。

 

わらわら敵が空から降ってくるのだが、それらをリボルバーでぶっ飛ばしたりクレー射撃したり凸スナしたりして敵艦隊を全部沈没させたりした。

 

おばあちゃんエリちゃんのくれたメモは、デカい鳥、ソングバードを操る音階であることが発覚したので、早速笛で操る。


そんなこんなでソングバード(デカい鳥)も味方してくれたのでいい感じに。

カトンボみたいに飛行機が落ちていく。きもちいい!

 

 

エリちゃんの力を封じていた塔もソングバードさんがぶっ壊してくれた。

 

そして色んなことが明らかになる。

 

ルーテスさんから依頼されてエリちゃんを探す仕事をしていた(今明かされる)

 

 

娘を連れてくれば→コロンビアからではなく、自分の部屋のベッドからルーテスさんのもとに?

 

エリちゃんはひろしの子供だったの……。

 

 

物語の一番最初に訪れた塔は、すべての時代のあらゆる場所に繋がっていた。

 

 

最終的に自分の娘を奪われないために、ひろしはカムストックが生まれた時代に渡って、ベビーベッドの上でカムストックを殺すことに決める。

 

扉を開けるとそこはひろしが戦争のあと洗礼を受ける場面。


牧師がひろしに洗礼名を尋ねると、ひろしの後ろに無数のエリちゃんが立って言う。

 

 

「彼はザッカリー・カムストック」
「彼はブッカー・デュイット」

 

 

ひろしは言う。

 

「俺はその両方だ」

 

 

エリちゃんはひろしを川に沈める。

 

エリちゃんたちは消えていく。

 

 

 

 

終わり。

 

 

 

 

カムストックの作ったあの白人至上主義の空中都市コロンビアは、過去にインディアンの血が流れてると噂された時、その噂を払拭するためにインディアンのおうちを丸ごと焼き払ったりした時のコンプレックスによるものなのかなあ。

 

そう考えると実にえっちだ……。

 

うわ言のようにひろしが名前を読んでいた「アンナ」という女性も、エリちゃんのことであった……。

 

 

 

それはそれとして、この僕でもノーマルでクリア出来るくらいのFPSではあったが、難しすぎないが緊張感もあり、ストーリーも凄く楽しめた。


とても良いゲームであった。

 

すんこくんありがとう。

バイオでショックなインフィニティ二回目

進めた。


いろいろあって先に進むと英雄ホールとかいうところにたどり着いた。

ウンデッド・ニーの戦い(実際は虐殺)と義和団事件という二つの争いを扱ったパークで、ここにはひろしの戦友であるスレートさん(声優は飛田展男)が立てこもっている。

 

スレートさん(声優は飛田展男)
「俺たちの部下に遺された道はふたつ!ブリキの兵士に殺されるか、真の兵士に殺されるかだ!」


などとのたまい、部下をひろしにけしかけてくる。
全員ハンドスピナーのエジキにすると、俺も同じようにしてくれー!などという(声優は飛田展男)。
なんだこいつ。

 

どうやらウンデッド・ニーの戦いにも義和団事件にもひろしは行ってたらしい。
そしてこの英雄ホールの英雄とは、ひろしやスレートのことらしい。

 

このゲームで預言者扱いされているカムストックとかいうおっさんは、どうやらひろしやスレート(声優は飛田展男)の上官だったらしいが、どうやらこれはカムストックさんの権威付けで実際の兵士であるひろしは見たことねえよしばくぞと言っている。

スレートさんも北京を火の海にしたのは俺だ!カムストックじゃない!とわめいている。

 

進むと急に戦争からカムストックさんの個人的な事件に展示物の内容が変わる。

カムストック夫人暗殺事件のコーナー。


カムストック夫人は子供を身篭ったけど、わずか1週間で出産。
その後、カムストック夫人は反逆者フィッツロイに殺されるという内容。

 

かぜはく知ってるよ。人ならざるものはその出生が特殊なものでなければならないってこと。

酒呑童子とか弁慶とかね。

 

エリザベスはカムストックの娘だったことが発覚。


ワーオということでスレート(声優は飛田展男)の部下がワラワラやってきたのでゾンビアタックで殺す。

このゲーム死んでもちょろっと金がなくなるだけだからいいよな。自販機にこんぶの魔法ぶつけたら金ジャラジャラでるし。 

 

「ブッカー・デュイットは殺した相手の頭皮を剥いでコレクションしている」などとひどい言われよう。

 

スレートはカイゼル髭の隻眼おっさんなのだが、(声優は飛田展男)追いかけてる途中に転んで(?)虫の息になってたので電気出せるドリンクを強奪し、ニコラ・テスラになることに成功。

 

そういや今頃気づいたけど流石にハンドスピナーだけではキツく、遠距離攻撃も多少は使っている。俺様すごい!多少はエイムも出来るようになった。(でも兵庫県で一番下手くそな自信はある)
マシンガンだって使いようによってはアサルトライフルになりますからね。

あとずっといもスナしてる。

 

で、ソルジャーフィールドに戻ってゴンドラを動かす。


動かすとどうなる?


飛行船の発着場にいけて、フランスに国外逃亡できるのだ!

 

パリにいこうぜ!といいつつニューヨークに進路を合わせるひろし。


なぜならエリザベスを依頼主に渡せば借金がCHARA-HEAD-CHARAになるからです。

 

そういうとエリザベスは泣き出し、ひろしをレンチでぶん殴り、昏倒させた。
すごいなこいつ。

 

 

寝てたら噂のフィッツロイさんに起こされ、我らがヴォックスポピュライに加われ!と言われる。


ていうかフィッツロイって女性だったの……。

 

しかしひろしはやだよということで飛行機から蹴り落とされ、ソロゲーということになった。

 

エリザベスを探しにいく。

すぐ見つかった。なんだかんだ付いてきてくれるし回復してくれるし金も拾ってきてくれるし玉が切れたら玉くれるしいいこだよ。

 

フィンクトンとかいうとこにいき、ガンスミスから武器貰ったら飛行機くれるらしい。ほんまこ?

 

フィンクトンに入ろうとしたら募集してませんなどと全就活生がトラウマになるほど聞いたセリフを吐かれたので意気消沈してスリ行為や鍵開け行為を働いてたらなんかしらんけどめっちゃ襲われた。

 

このゲーム割とこっちは敵対してるつもりないのにあちらさんが敵意むき出しにしてくるっていうパターンありすぎて怖い。手からこんぶ出しただけでポリスメンすごい寄ってくるし……。

 

不法侵入したら街の主フィンクに(声優は速水奨)「君が第一候補だよ!はは!困ったことがあったらなんでも助手にいいたまえ」などと言われたので、うわーうさんくさいという気持ちになった。
助手が
「あなたに必要なものを集めました」
と言うてハンドキャノンをくれた。

うおー俺のリロードはレボリューションだ!
バキューン

試し打ちしただけだろが!!!
なんで警官よってくるの???まただよ……またハンドスピナーを振り回さないといけない。

 

フィッツロイさんは実際にカムストック夫人殺したわけではなく、下手人にしたてあげられただけらしい。

 

目的のガンスミスを探しにきたら既に死んでいたのだが、もう一つのコロンビアにならいるかもみたいな心のクウェートてきなことになってきた。

 

で、別のクウェート……もといコロンビアにいく。

 

そこではガンスミスはなんか知らんが生きていた!
一日十六時間労働とかいう恐ろしい単語が聞こえたが空耳かも。

 

もう一つのコロンビアではガンスミスが生きてたので、お宅に訪問したら銃を作るマシンを奪われたららしく、取り戻して挙げなければならないとのこと。

 

エリザベスを売っぱらって借金を帳消しにしたい→ニューヨークに行く必要がある→飛行船を奪われてるので取り戻す必要がある→取り戻すにはガンスミスからチャカをいっぱい貰う必要がある→ガン造りマシンを取り戻す必要があるという凄まじいわらしべ長者感に襲われながらも、マシンの押収先であるシャンティタウンへと向かう。おつかいおつかい!

 

シャンティタウンはクソみたいなところ!

労働者が寝起きするとこらしいが、本当に寝起きするだけのとこでほとんどホームレス。

福利厚生って知ってる?

 

やっぱそういう状況だと治安も悪くなる。

これまでは別におちてるリンゴとかバナナ食ったり小銭を拾ってぽっけにないないしても怒られなかったんだけど、ここではみんなが殺しに来るときた。

 

貧しさは人間性を失わせる。いや、人間とて獣の一種、人間性とは獸性なのやも知れぬね?

 

フィッツロイさんはカムストックの皿洗い奴隷だったらしい。
で、フィッツロイが夫人の部屋でやべーのを見てしまってたら殺人鬼に仕立てあげられてたとか。

 

じゃあカムストック夫人を殺したのは誰だったんだろうね?

 

ガンつくりマシンがデカすぎたので、ティア(不思議パワー)でマシンがガンスミスの家にある世界にいく。
なんでもありだな。

 

そーするとそっちの世界ではヴォックスたちが革命しようとしてた。
そこではひろしは革命の英雄であり、既に死んでいる?

ついでにガンスミスもしんでた。

 

そんなこんなでフィッツロイさんに会いに行くと、「お前は既に死んでいる。お前は次の世代に語り継がれるべき英雄なのだ。お前の存在は話をややこしくするだけだ」と言われた。

 

 

は?

 

 

 

間の過程ぶっとばすけどそれでいいんだな?お前ぶっとばして飛行船奪うってプランに変更すっからな???

 

 

 

さっきまで味方だったヴォックスポピュライたちがいきなり襲いかかってくる!なんだこいつら!宗教か!

 

 

でフィッツロイのとこまでいくと、フィンク(声優は速水奨)がバキューンされていた。


その子供までフィッツロイは殺そうとしたので、エリザベスはハサミでフィッツロイを刺し殺した。ついでにそのハサミで断髪を行い、ちょっとかわいくなった。

 

 

じゃあパリいく?ニューヨークいく?となる。

 

しかしそこにエリちゃんのお友達たるでかい鳥が現れる。

鳥に襲われてせっかく取り返した飛行船が墜落!

 

 

なんだかんだあってコロンビアにもどってきたみたい……コロンビア市民たちはヴォックスポピュライたちのいないところに逃げようとしているが、飛行船は定員オーバーでよくあるタイプの地獄となっていた。

 

人が一杯で乗れないならまだ救いがある。救える限りの人間を救えるのなら?
しかし船が重みに耐えきれぬのは、人が持ち込んだ荷物のせいだ。

 

 

まことに、まことにあなたがたに告げます。
富や名誉を携えて行けぬのは、決してあの世だけではない。それらは確かに人間の生において非常に強い意味を持つものではあるが、その意味の分だけ、あなたがたの着るものを重くする。

 

清貧がよいなどと言うつもりはない。しかし人が自分の身の回りにおけるものというのはその人のキャパシティの大きさにも因るが、限られている。
必要のないものはその持てる容積を圧迫し、行動を遅めるばかりか、本当に持つべき品が目の前に現れた時に踟蹰させ、悪くすると手に入れる機会すら失わせてしまう。

 

持つことが悪いのではない。何が無駄か有用であるかの判断は、およそ容易に出来るものではないからだ。

 

だから僕は思う。

執着こそが自分の周りに置くと決めたもの達を贅肉にしているのだ。
虚無主義で言うのではない。この世が泡沫の夢で、なぜ生きるのかの意味を探すとするならば、それは自分と、自分の周りに何があるかが、自分を証明する手段であると思うからだ。

 

人は人と関わらずとも生きていけるし、まことに生きる最低限のものだけを身の回りにおいて生きることも出来る。
しかしだとしたら、何がその人の存在を証明するのだ?
自分とはなんであるか、何をもって明らかにするのだ。

 

経験や記憶、思想も無から生まれはしない。
しかしそれらは、仮に得たものを失ったとしても、自らの中に残るだろう。
生きている間にそれらをどれだけ自分の中に残せるか、それこそがやがて失われる生のうちに、この世に残せる自分の証明ではないか。僕はそう思う。

 

 

 

台風で停電したから今日はここまで。

バイオショックインフィニティのプレイ日記です

すんこくんがなんかくれたから。

その後プレイ日記書け書け言うからやりました。

 

難易度選択で判明する、えっこれFPSなの感


一応ノーマルでやるか…

 

オープニングで

さわしろと
ひろし
が出演していることがわかった。

 

ひろしは男にぼーとを漕がせて謎の灯台につく。
男はブッカー・デュイットっていうらしい

 

「デュイットへ 娘を連れてくれば借金は帳消しだ これが最後のチャンスとおもえ」

 

なるほど、その娘さんを引っ捕まえにいくわけですね?

 

すべて把握したので灯台をずんずん登る。途中人が死んでたけど見なかったことにしよう。

 

灯台の最上階でちんちんをちんちんすると
ぶおーーーーんwwwww
となり、
おもむろに扉が開きいい感じの椅子が登場。

 

ひろし「やれやれ…どうやらこの椅子に座ってほしいらしいな」

 

空気の読める男は違う。

 

「準備はよろしいですか?
安全のために拘束します」

「上昇します
高度1万5000フィート

 

 

 

 

 

 

ハレルヤ」

 

雲の上にいっちゃったのかな?


見た事ないことに到着してしまったのでまずは探索することに。

 

「街に入る方法を探せ!」

指令が投げっぱだなこのゲーム

 

コイキングなみのジャンプ力では高いとこに登ることができない!

 

「預言者の種は玉座につき、人間の山で炎に浴するのだ!」
とかいう石像にある謎のメッセージ。


わかりやすく言え!
キリストはまじすげえけどちょっとミスったので人間に殺されたってことでしょ?


うろうろしてると人に声をかけられる。

おっ第一村人発見!宗教くさいやつだ。


「ここはどこだ?」
「天国…いや天国に一番近い場所かな」

ちっうるせえな!宗教はあたまがおかしいぜ。

 

そのまま進むと牧師(ってことはこいつらプロテスタントか?)が信者の前で説教をしている。ぼーっと聞き流してたら急に話を振られ、


「新入りというわけか!
新入りはここで身を清めたまえ!」


「下のソドムから来たというわけか」


などと強引かつ意味不明な強要を受け、かぜはくは察した。

 

か、勧誘されてるーーーーーー!

 

話が進まねえのでしゃあなしに洗礼を受けるフリだけする。


我が主はこの俺様自身、もしその上があるとするならば、大いなるくくさまをおいて他にないので、フリだけだよ。

 

なんか水に沈められた。ランス01のランスかお前は。


洗礼ってちょっと頭に油とか水とかたらすだけちゃうんか!俺様は暴力には暴力を持って遇するぞ。

 

 

溺れてたらなんか広場に流される。どういうこと?

ワシントンとかルーズベルトとかがおるけど動く石像以外は動かない石像だから無視してスルー。

 

「預言者は我々の肺を水で満たす
それゆえ肺は空気を愛す」
などと現代科学の見地からするとおよそ未就学児以前の、あるいは狂信的な解釈を一方的に話しかけてくるゲーハがいた。

 

うるせえ!てめえらの肺の中におててぶち込んだら俺様を愛するのか?

 

話してて思うけどまわりがまったく同じ価値感の人間ばっかってやばくない?

 

 

 

広場を抜けるとコロンビアの街へ。

綺麗な街並みだなあ。

とりあえず落ちてるポップコーンや綿飴でも食うか。


寄付の金はパクるし置いてあるケーキは食うしバナナは盗む。それが俺様だ。

 

ぼーっと散策しながら歩いてるとジャリボーイが主人公のひろしに電報をよこしてくる。
いわく、


カムストックの注意は引くな
77番だけは絶対選ぶな

 

とのこと。

 

 

空中都市コロンビアはなんかしらの節目の年らしく、お祭り状態。


ゼル伝によくある弓矢の本数増やすためのミニゲームみたいなやつとか、ぼむちゅうの匹数増やすやつみたいなミニゲームが出来た。


あとなんか手からわかめとスライムの間の子みたいなやつを放出したら機械が言う事聞くみたいなまじでよくわからんけどとにかくそういうことになるみたいな魔法を習得した。

 

で、暫く進むとくじ引きの会場にたどり着く。
ひろしの引いた野球ボール型のくじは……77番。

 

選んだやつがいたという!

あたりを引いたひろしは景品を貰えるらしい。
緞帳があがり、ひろしの前に差しだされた景品は……

 

 

 

 

「白人男性と、その伴侶になった黒人女性に野球ボールを投げつける権利」でした!

 

 

 

なるほど、そういえばコロンビアには白人しかいねえし宗教とアパルトヘイトの臭いすると思ったらそういうゲームなのね。

俺様はどちらが正義だとか悪だとかいうつもりもねえし、どっちに加担するのもクソ喰らえだが、たまたまを投げる方向を決めるのはお前ではない。俺様だ!くらえーっ

 

 

でもこの黒人女助けたところでどうせ引きずり降ろされてタコ殴りにされるよな……。

 

しかしいざ司会者にたまたまを投げつけようとしたところで、ポリスメンたちに腕をがっしりと捕まれ、

 

「なんだこの腕は?腕にこういうアザがあるやつは偽りの子羊だぞ」


みたいな魔女狩りよろしくなびっくりファッキン圧力を掛けてきた。

 

偽りの子羊は宗教上殺さねばならないらしく、ポリスメンたちはチャカ・ガンとハンドスピナーを持ってひろしをグチャミソにしようと襲いかかって来る。


しかしひろしは強いのでポリスメンをしこたま殴り、ポリスメンがドロップしたレア武器、ハンドスピナーで多数のポリスメンたちを血祭りにあげた。

 

知ってると思うけど、俺様はこのチャカを扱うのが苦手なんだよね。
だから予感していたのだが、基本的にこれからこのゲームの攻略として、

 

 

1.多少のダメージは覚悟して銃弾の雨の中を突っ走り
2.よく斬れるハンドスピナーで殴り殺す。
この手順でいこうとおもいます。

 

 

進んでるとファイアーマンと呼ばれるエネミーが登場。
火投げたり、叫び声を上げながら自分の身に炎を纏って体当たりするスーサイドブディストめいた技を使ってきたりする。

 

ので、ちょっと燃えたりもしたけど結果的にハンドスピナーをファイアーマンさんの柔らかい部分に押し当てたりしてたら静かになった。

 

 

なんでもいいけどこのゲームの魔法習得はドリンクをキメたら習得って形なのね?
シャブ中の印象拭えぬな?

 

 

そのあと当初の目的である娘を拉致りにモニュメントタワーとか言うところを目指し、ちょっと寄り道して狂信者どもが集まってるとこに飛び降りてマシンガンとハンドスピナーで皆殺しにしたりした。

 

その後ボスっぽいカラスを衣服にするのが趣味の方が出てきたりしたが、一瞬消えたあとひろしのすぐ近くにワープしてくるので、ハンドスピナーまわしてたらアーメンした。

 

ハンドスピナーでぶん殴ったら敵がすげえ燃え上がって強制的にサティになるとんでもねえ装備がマジで強い。

サティってあれだよ。イオンみたいなやつのことではないよ。

 

その後いろいろあって娘さん(エリザベスちゃん)をMM号から救出し、海にぼちゃんしてビーチに参上し、壊れたラジオが無限に並ぶテーマパークを攻略した。

 

 

 

今日はここまで!!!!!

かぜはくのテイスティングノート―かわいい猫の写真篇―

2014 / アンティマーニュ / ドメーヌエスカラヴェイユ

 

あっ写真がないじゃん。


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かわいい猫の写真でも貼っておこう。

 

香りは果実味を予感させるが、若さをも感じさせる。デキャンタージュしたほうが良さそうやね……


一口飲んでみると豊かな果実味やスパイシーな風味、土っぽいフレーバーも充分感じられる。しかしアルコールだ!

 

で、デキャンタージュしました。

 

香りがかなり変わった。尖ったアルコールの香りは和らぎ、フレッシュな果実味を感じる。

 

口の中で味を探すと、まだアルコールの若さは感じられるものの、濃厚な凝縮感のある果実味はすばらしいものになった。


舌の上で味わえば味わう程、魅力的な味わいが味来を刺激する。

 

永遠に飲んでたい!やすいのに!

 

味わなくてもうまい!でも味わうと更にうまい!

かぜはくのテイスティングノート―僕は帝政ローマだとネロも好きなんだけど、一人の人間としてはカリギュラが一番好きなんだよ篇―

2013 / ティニャネロ / アンティノリ

 


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なぜ横に回転するのか?それは判らない。


ところでこのティニャネロというのは畑の名前で、この畑がすごいぜ記録に十五世紀からノミネートしているすごいやつだよ。

 

コルクの状態をチェックした時から明らかに感じる、芳醇な香り!

それでいて複雑性を予感させる。香りが段階的にあることがとてもよく判る。

 

色合いは深いガーネット。これなかなかいいヴィンテージだから今あけんの勿体ないんだよ。さらに熟成させたらもっといいのかもしれんが、それはそれとして今開けます。じろーちゃんの誕生日だから!

 

口に含んだ時は果実味と同時にシルキーなタンニンが訪れる。タンニンは長く続くが、後から訪れる余韻と合流して、非常に優雅な余韻になる。

 

香りがもう最高。ずっと嗅いでいられる。
しばらく口に含んだまま味を探すと……味探さなくていい!


超絶判りやすくうまい。


サンジョベーゼ主体の、あとカベルネソーヴィ二ヨン、若干カベルネ・フランなんだがサンジョベーゼのフレッシュな果実味とカベルネソーヴィ二ヨンの剛健なタンニンの調和、それにつきる。

 

そして調和は終わりではなく、調和のもたらすその余韻の華やかさ。

 

良いということは言葉を尽くしても伝わらんのだ。

 

なんか知らんけど和牛二種類あり、さしの多い方がネロに合う。なんかよくわからんけど多分油がそうさせるのか?肉としてはモモの方がうまいんだが、ワインと合わせた場合サシがおおい部位の方がめちゃくちゃにうまい。うめえ。うめえ。

 

ティニャネロがいちまんえん、和牛二種類で三千円強、それはそれとして幸せは 金で買える!!!!!

 

肉食っていいワイン飲んでも幸せになれねえやつは、あとはもう死ぬしか救いが残されてねえと思う。

 

猫にも黒毛和牛味のちゅーるをあげた。もぐもぐ食べてた。おそろい。


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海へ行きました。

我々飯を食ったり酒を飲んだりばかりで、少しは体を動かしたほうがよいのではないか?

 

そういう気持ちになった我らは割合計画的なようでいてそれでいて急気味に海に行くことになった。

 

海はやっぱ日本海だよな!

ということで琴引浜に行った。

 

平日ということもあってほぼプライベートビーチ状態で、わーいやったぜというステータスになった。

 

しばらくぷかぷかしてるだけだったんだけど、じろーちゃんはおもむろに磯の方に歩き初め、磯が堤防のように出っ張った場所の先端まで到達すると、おもむろに海中にダイブした。

 

僕は実際ちょっと神経質なところがあり、そんな磯やら藻やらが沢山あるところに分け行って、水草の影に危険な水生生物がいたらどうするんだ!フジツボだってワンミスしたら人間の膝の裏に住み着くってアンビリーバボーで見たことあるぞ!なんて向こう水で命知らずなんだ!ええいままよ!僕は夫として彼女の安全を守り、無事に沖まで連れ帰る立場にある!と考え、南無三と叫んでざんぶと水面に体を沈めた。

 

僕は海と言うものの美しさについて知った。

それまで僕の思う海の美しさとは、蒼穹と溟渤の、異なる二つの青に挟まれた、時に霞み、時にたゆたう人の世の美しさであると思っていた。

しかし水面の下にはまた別の美しい世界があった。

青々しく范る海藻の草原、死人が墓場の土から突き出すかのような、白味を帯びた菟葵。こちらに向けて狙いを定める古代の巨大生物のごとき巨岩。日光がさざ波を照らして出来た海底の不可思議な模様。下駄の鼻緒をきつく握りしめた僕の足のはるか下にある、陽の光も届かぬ海底の深淵さ。誰がために整備されたわけでもないのに、数多の生き物たちがその地形のあり方に寄り添って暮らす、自然そのものの、その存在それ自体。

 

僕は今日海に来てよかった!

そう思った。

 

じろーちゃんは僕に、僕がいつもしないような世界の楽しみ方を教えてくれる時がある。

今日見たような磯の光景だって、僕は生まれて死ぬまで――つい最近までまともに泳げなかったのもあるが――ゲームの画面とディスカバリーチャンネルでしか見ることがないだろうと思っていた景色であった。

 

夕方になってもう一度、僕は磯のあたりの海中が見たくなって潜ってみた。

水は昼間より断然冷たくなって、太陽は雲に隠れたために世界はより暗くなり、あれほど美しくみえた光景が、今度は恐ろしく思えた。

果てしなく広がる水草の無限のうごめき、磯の影という影に生まれる闇や、岩陰や藻に身を隠す魚の身のこなし、自分よりも遥かに巨大な生き物に見える岩石の岩肌などを見て、なるほど、こういった根源的な恐怖は、夜の山でも感じることが出来るあの恐怖と同じものだと直感した。そういったあずかり知れぬ場所に潜む、自らの作り出した恐怖も含めて、海の楽しさの一つなのだろうなあという結論に至った。

 

そうして僕らはカロリーを消費することに成功し、帰路についた。しかし僕らはどちらから言うでもなく、こんなことを言い出した。

 

「なんか肉食いたくねえか?」

 

僕らは、「今日はとにかく肉を死ぬほど食いまくる」という誓を立てた。

 

そんなわけで僕らは焼肉店へと向かい、消費したカロリー以上の肉を食って食って食いまくった。

 

おしまい。