かぜはく電脳曼荼羅

玄秘学、食文化、ゲーム、生と死に非常な関心があります。

食ってばっかり日記

「甘やかしうどんを食べたい!」

そのようにじろーは言った。

甘やかしうどんなるものについては各自ググって頂ければ早いのだが、俺様がここで解決するならばさらに早いのでそのようにしようと思う。

甘やかしうどんとはつまり、きつねうどんか天ぷらうどんか選べない子のために作られた、どっちもぶち込まれし聖なるうどんのことらしい!!

そういうわけで我々は丸亀製麺に相応の対価を払い、甘やかされることにした。


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さらにかしわ天とかき揚げを追加することで甘やかされポイント倍増!倍率ドン、さらにゲイというわけだ。

じろーのかき揚げは俺様が半分以上奪ってやったわ。ワハハ。

ねぎっておいしいよね。

そのあと吉田神社行ったり学生時代よく顔を出してた着物屋に立ち寄って冷やかすだけ冷やかして帰るなどした。

あの骸骨まみれの浴衣いいと思うんだけどなーー。三万とかするけど。

「何食う?」
「お腹いっぱいだから今ちょっとそういうのは……」

そういうことで四条に向かい、ちこりちゃんにガチカラミしにいくことにした。

「最近どう?」って話しかけたら、「レジ打ってる最中に話しかけないでいただけます?」って言われた。

塩対応にも程があるぞ!!その書店ウユニ塩湖かよ!

ちこりちゃんに絡みついでに報告しようと思ったがタイミングがなかったので退散した。

「何食う?」
「牡蠣食いてえ」

そのようにじろーは言った。
そのために錦市場へとぶっ飛ばして向かい、北海道産の牡蠣を四つほど平らげ、締めに三条にあるクソうまい回転寿司でシメた。

ふぐがね、おいしいのよ。

寿司握ってるおじーちゃんが、「あれっ穴子誰か注文してなかったっけ?あなごーあなごー」
「まぐろ……注文入ってなかったよね?」
などとお茶目であった。
店内に外人が増えてきたことを感じ取ると、メニューにない外人向けのSUSHIをたくさん作り始めた。
まぐろにマヨぶっかけてバーナーであぶったやつとか。のどぐろあぶったやつとか。
プロだなあ。

まぐろにマヨぶっかけて炙ったやつをじーちゃんが作り始めたとき、俺様は「ハアッ?!そんなことしちゃうゥ?」とつい声を上げたのだが、その匂いたるや、まぐろとマヨの焦げる馥郁たる薫りたるや、それはもう、俺様の手を伸ばさせるほどの代物であった。
食ってみたらクソうまかったです!!!!!!

珍しく酒飲んでねえけどお腹いっばいで超満足!!!

その後丸善なる無数に檸檬が放置されてる書店に向かい、本屋トラップに引っかかるなどした。

説明しとこう!!
本屋トラップとは読んで字のごとく、本屋に立ち寄ったが最後店内をうろうろして背表紙を舐めるように眺めたり、出版社別に整頓された本棚を視姦したり、当て所もなく本を探す(目的のものはないのに探すとはこれはまた不思議な)などして思いがけず時間を過ごしてしまうことを言うのだ!!!!


三島由紀夫の『金閣寺』を買いました。よみまーーーす。

そしてこれを書いているのは帰り道の、尼崎なんだぜ。
その昔尼崎をしりがさきと読んでいた面白いやつがいたが、奴が今どこで何をしているのかは全くの謎だ。


そういうわけで今日という一日は終わりへと向かい、そしてまた明日がやってくるのであった。

おじいさんとおばあさんは、幸せに暮らしたのでした。

みつこしみつこし。