FF10、ひとごろしー
マカラーニャ寺院に入ろうとすると、アルベド族は入るんじゃねえ!と恫喝される。
グアド族って選民思想すごそうだし、すごい差別しそう。実際今されてる。
それに対してアーロンは「彼女はユウナのガードだ。ガードに血筋は関係ない。どけ!」と威圧。
伝説のガードの肩書きをフルに活用し、ゴネるおっさん!
結果ゴネ得で中に入れることに。
マカラーニャ寺院に入るとシェリンダとかいうぽっちゃりさんが出てきて、結婚おめでとうございます!とか言ってくる。
ぬか八くんはのらりとかわす。
ユウナは試練の間へと行ったらしい。
このパーティ今は召喚士おらんのに試練の間にカチコミかけんのかな……?
とか言ってると隣の部屋から女性が飛び出してきて、「たいへん!ユウナ様のお荷物が!!」と泡を食った様子。
一行が確かめにいくと、そこには異界でジスカルが持っていたあのスフィアがあった。
ざっと要約すると、
「息子シーモアがいかれてる!エボン教、スピラ、召喚士を利用してこの世に災いをもたらすだろう。わしはまもなく息子に殺されて死ぬ。このスフィアを見るものよ、息子をなんとかしてくれ!」
という趣旨であった。
ユウナはこれを見て諏訪部との結婚を意識したらしい。
ユウナ、結婚を交渉のカードにして諏訪部にどうなってもらおうとしたんだろう?
イカレ野郎を自分一人でなんとかしようとしたって上手くいかなさそうだが?
スーワベ・グアドはやばい!ということの証左を得たので、アーロン、リュック、キマリ(あんまエボンに帰依してない勢)はすぐに部屋を飛び出る。
ワッカは「おいやめろ!相手はエボンの老師だぞ!」とわめく。
ぬか八は「だったらワッカはここにいろ!」と言い捨てる。
試練の間に繋がる道はキマリが突破したらしい。やるなあいつ。二軍にしてごめんな。
アーロンはドスの効いた声で、
「相手の出方次第では、殺る。覚悟しておけ」
とのこと。
こいつ人を殺すことに微塵の躊躇もねえ!
試練の間を無視して祈り子の間の前まで行く。
諏訪部が出てきて、
「お静かに。ユウナ殿が祈り子と対面中です」
とあくまで冷静な対応。
ぬか八はこれに「うるせえ!」と答え、対立は決定的に。
そこにユウナが戻ってきて、諏訪部にあなたを止めるためにここに来ました!と告げる。
どのような方法によって?
そう、それは暴力です。
いつの時代でも最も簡潔で、判りやすい解決方法です。
諏訪部はお供のグアド・ガードを二人引き連れてくる。
こいつらがオートポーションで諏訪部を回復するのが地味に鬱陶しい。
リュックにアイテムを盗ませれば回復しなくなって居るだけのベガ立ち勢になるのだ!
あとはシーモアが言うこと聞くようになるまで殴る!!!!!!
魔法が痛けりゃルールーで「集中」しとくといいのだが、殴った方が早いですね。
途中シーモアがお母さん呼んだりしてくるが、痛い攻撃は全部召喚獣に引き受けてもらいましょう。
戦闘が終了すると、諏訪部はその場に倒れ込む。ユウナが駆け寄るが、諏訪部は「今更私を憐れむのですか……」と言い、息を引き取る。
あれ?
こいつら、殺しやがった!!!
僕はちょっと言うこと聞くようになるまで体にインタビューするだけだと思ってたのに、まさか殺すまでやるとは……。
信念を持つ相手を暴力で言うこと聞かせるのって僕は不可能だと思う。だからRPGとかで思想の違う相手とかと戦って、その結果いい感じになるみたいなのは僕はリアリティがないと考えている。
例えば僕が悪役だったとして、その理念と対立する人達が僕を殴って言うこと聞かせようとしたとする。
その結果僕は負けたとしよう。
「僕は今まで集団で寄り集まって宗教活動する宗教者の事を、走触性を持つ庭の隅っこに集まって蠢いている害虫と一緒だと思っていましたが、あなた方に殴られて考えを改めました!」ってなるか?
ならないでしょ!
だから意見の食い違う相手に対して、暴力だけでは何の意味もない。暴力で屈服させてから、交渉で意見を飲ませるフェイズがあるのがシーモアを止めるって事だと思っていたよ、僕は。
こいつら、人を殺めやがった!!!
いやシーモアは止まったよ。彼の脈拍と一緒にね?
召喚士って人殺しでも出来るの??
そこにトワメルが入ってくる。
「なんですかこの惨状は!」
「シーモアが先に手を出したんです!!」とぬか八。小学生かおまえは。
アーロンはユウナに異界送りをさせようとするが、トワメルにそれを制止される。
「反逆者の手は借りません!」
と言われてしまい、一同絶句。
いやだって君らエボン教の四天王のうち一人殺しとんのやで???
そら反逆者だわよ。
ぬか八くんは話せば判ってもらえる!とマカラーニャ寺院を出ようとするが、マカラーニャ寺院はグアド族の本寺。当然黙って出してもらえるはずがない。
迫り来る追手!倒しながら進む一行!増える罪状!
乱入してきた類人猿がマカラーニャ湖の氷を叩き割り、一行はマカラーニャ湖の底へ……。
これを見ていたジロー、
「ちょっと待って今のよく判らない。類人猿が湖を割ったのはいい。一行がそこに落ちたのもいい。でもその下が湖じゃなくてなんか山岳地帯みたいになってるのは理解出来ない。上だけ水があったの?そんなことありえる?」などと不思議がっていた。
エボンの賜物ってことにしとこうぜ!!!
湖の底では不思議なことに皆元気!!
ぬか八くんはアーロンに「あんたって割とやってから考えるみたいなとこあるよね?いい歳なんだし、みんな頼りにしてるんだしもっとさあ……」
と言っていたが、アーロンは
「他人に頼って当然、助けられて当然なんて思うなよ?そんな大人にはなるんじゃない」
などとマウントを取っていた。ダメな大人だ……。
今までエボン教の教えを忠実に守ってきたエボン右翼は反逆者になってしまったことでくっそぉーとか言いながらリュックを睨みつけていた。このパーティ、ろくな大人がいない!
ユウナいわく、ジスカルの死についてシーモアに尋ねたらしい。そして寺院の裁きを受けさせようとした。
しかしながらシーモアには無視され、結婚だけさせられそうになっていた。
完全に交渉失敗しとるやんけ!!!
ユウナは旅を続けたいが、寺院の許可が得られるか心配しているようだ。
しかしそれに対してアーロンは、
「召喚士を育てるのはあくまで祈り子との接触だ。寺院の許可や教えではない。お前に覚悟があるなら、俺は寺院と敵対しても構わんぞ」とのこと。
つまり、寺院で止められても突撃して行って道を開き、邪魔するやつは皆斬って捨てるってことですね?
そういうのイイネ!!!!僕はその意見に賛成だよ。
しかしワッカ、ルールーは自分たちの罪を償うことを主張。
結果的にエボン教の現在の総本山、ベベルに行ってマイカ総老師と話をすることになった。
アーロンも事を荒立てたのは自分だから……ということで付いてくることに。
ぬか八は「いっつもアーロンが話をややこしくすんだよな!」
リュックも「キマリがガーッて吠えて、おっちゃんが突っ走ってさ!!」
とのこと。子供に説教される三十代半ばのおっさん。
吉幾三!というところで足元にシンがいて、全員毒気にやられて前後不覚の状態に。
次回、アニキ!アニキ!アニキと親父!(ボディビル!)