かぜはく電脳曼荼羅

玄秘学、食文化、ゲーム、生と死に非常な関心があります。

今年の総評

僕個人的には、次に繋がる年になったことは事実だが、何か大きいものを作り上げることはできなかった年であった。

 

料理のレベルは随分上がった。

ジビエにも挑戦して一定の成果と技量の向上に繋がった。

この分野においては来年は得意分野を更に伸ばしたいと考えている。

具体的にはパスタ。

 

物書きの仕事が増えた。報酬は現物支給だが……。

この仕事は非常に僕にとって満たされる気分がする。続けていきたいし、増やしたい。

 

読書量は増えた一年だった。また、美術に対する興味が深まった。知らない画家やモチーフについても知ることができた。

特に中世〜ルネサンスの時代の絵画に持っていた関心が更に強くなった。

 

明確にこれを研究して、こういう形にしたいというものが出来た。そのうち形にしたい。

そのために実現可能性を高めていく。

 

興味のある分野でいくつかの出会いがあり、新たな人脈を得ることができた。

 

友人を大切にすることが出来なかった年だった。

ここは非常に心残りである。

さして別離や仲違いがあったわけではないが、かつてあんなにも大事にしていた友情に対して、僕は多忙を言い訳に不誠実な態度を取り続けている。

これについては来年は改善したい。

環境を整えることで現状から脱却したい。

 

今年買ってよかったもの

 

1.FireHD10+

これはいい。文章書くのが捗ってる。

あと軽いゲームもできるし映画とか一人で見るのもいい。

人によるだろうが、僕はサブPCとして使えている。

活用法は考えれば更に深まるだろう。サブモニタとしても使えそう。

ただカバー選びをミスってしまい、うまく立たない。

後述のキーボードと合わせて使うことでいい感じになっている。

これでOSがWindowsだったら本当にいうことないんだが……。

 

2.リングフィットアドベンチャー

これいい。運動が習慣化した。今寒いからやってないけど……。

だって運動すると風呂入んなきゃいけないんだもん。寒いわよ。

あと有酸素運動にはいいけど筋トレするには負荷が足りなさすぎる。なのでウェイトトレーニングと一緒にやるといい。内緒だけどリングフィットアドベンチャーのためにトレーニングウェアとプロテインを買いました。

激ウマプロテイン、「プロメテウスの火」を生み出してしまったことでカロリー計算の習慣がつくようになり、結果として健康になった。

 

3.IKEAのサメのぬいぐるみ

かわいい。

 

4.サイワサプライのBluetoothキーボード

強すぎる……。

テンキーがないのとカーソルキーが小さすぎること以外は完璧。打鍵感にうるさい僕も及第点をあげちゃうよ。

無線(笑)と思ってたんだけど実際使ってみるとキーボードは無線でいいやってなった。

FireHD10+と合わせて使うともう無敵で、文章作成がすいすい進む。

職場のPCはキーボードがクソなので長文打つときはこのキーボード使ってます。

また、PCやFireHD10+がなくてもスマホで日記書くときなんかも重宝しています。

 

5.ソーラーでもUSBでも充電できる自転車のライト

今どき高い金出して電池なんか買えるかアホ!

必要に迫られて買った割には良かった。

 

ほしい!ってなって買ったものはだいたいいいものだった。

 

 

総括として、年の最後に今まで僕が軽視してきたものの重要さに気が付いた。

旧交を温め、新たな人付き合いが始まったり、未来へと繋がるかもしれないいくつかの出会いがあった。

僕は狭く深くの人付き合いを信条としていたのだが、実感として人脈というものは人生において大きな意味を持ち、資産であると気付いた。

 

僕はいわゆるところのミザントロープ、人間嫌いを自覚している。

人間の中には、恐ろしく醜悪で直視に耐えない精神性の持ち主が多数いる。

そしてできればそういう人種とは付き合いたくないしお近づきにもなりたくないのだが、だからといって人間との接触を避け続けていると、自分の人生以外を生きてきた他者が、その人生の中で得た教訓や技術、そして個性に満ちた人間性に触れることが出来ない。

今年一番大きな学びはそこにあった。

 

こうまで酷い人間嫌いになる前は、僕はいろんな人間と触れ合っていた記憶がある。

いい出会いばかりではなかったし、吐き気を催す邪悪な人間を見たこともあった。

しかし今なお友人と呼べる人たちがいることや、人生の師に出会えたのもまた、あのとき人間と関わる選択をしたからだと思った。

 

僕はすでに虚無から解脱した。

そろそろ臆病な悪癖をやめて、新たな人類との関わり方を考えるときが来たのであろう。

人間に対する大いなる失望を立て続けに経験してからこのことに気がつくまで、実に8年かかった。

漠然と抱いていた嫌悪に満ちた鬱屈とした失意の泥炭から、今顔を出したような気分なのだ。

 

来年は人間との関わりと野望の実現を命題に生きていこうと思う。