かぜはく電脳曼荼羅

玄秘学、食文化、ゲーム、生と死に非常な関心があります。

あのあれ10回 イタリア中部と南部

イタリア中部から南部。

ねえなんでまとめちゃうの?ねえねえ。別々にやろうよ。


温暖から高温の地中海性気候。

自然要因
アペニン山脈…標高での冷却効果
・海…海風の冷却効果

 

おもしろ白ぶどう品種は

・トレッビアーノ…イタリア中央部 ニュートラル系軽いボディ。 フランスでいうユニ・ブランのこと。
・ヴェルデッキオ…マルケ州→晩熟、モモ、フェンネルのアロマ。
・マルヴァジア…ラツィオ州→ミディアム、柑橘、花のアロマ。 フラスカティとかでアーモンド香。
・グレケット…ウンブリア州 オルヴィエートとかにて。 モモ、グレープフルーツの香り。

 

南部いくと
高温の地中海性気候

グレコ
フィアーノ
インツォリア

説明うっす!僕はたくさん書きたいけど出ないなら仕方がない……。

 

カンパーニア州
グレコ グレコ・ディ・トゥーフォDOCG
暑さに強い。
高い酸味、高いアルコール。有核果実とスモーキーなアロマ、オイリーな質感。

ステンレスタンク発酵多い。

 

フィアーノ
フィアーノ・ディ・アヴェッリーノ
ミクロ・クリマがあるんですよねここは。

古代ローマの時代からアピアニスって名前で飲まれてるんですよ。

ナポリかける45kmくらいのとこ。

ヴェスヴィオ火山があるから凝灰岩でミネラルも豊富!

 

シチリア
温暖〜高温の地中海性気候。

品種は白では

シャルドネ
カタラット
グリッロなど。


大規模ワイナリーが中心
平地では安価なワインが多い。
シャルドネが大成功してる。


シリチアDOC
テッレ・シチリアーネIGT
どっちもシチリア全土を対象

際立ってカタラットが多いが、シャルドネが評価高い。

えっもうシチリア終わり?

エトナ火山の産地のこととか古代ローマ軍の胃袋を支えた産地だったこととか十字軍のこととかいっぱい書きたいのに……。

 

黒ブドウ
・モンテプルチャーノ
・サンジョヴェーゼ

 

アブルッツオ州
色が濃くタンニン多く、中程度の酸味。 ブラックプラムとチェリー(重要)の香り。
大半がシンプルフルーティなスタイルでリーズナブル。 

一部オーク熟成の凝縮度の高いやつもあり、3,4千円で超うまのワインがある。

 

トスカーナ
★サンジョヴェーゼ
トスカーナを代表する品種
砂っぽいタンニン。イタリアの象徴ともいえる。
高い酸、多いタンニン、レッドチェリー プラム、ドライハーブのアロマ(重要)。

 

大きく3つのエリア
アペニン山脈の麓
北部、キャンティ地区

全部テストに出ま〜す。
キャンティDOCG→ルフィナ コッリ・セネージだけ覚える
キャンティDOCG+サブリージョン→クラシコには入らないけど優れてる
キャンティ・クラッシコDOCG→標高ちょっと高い。
キャンティ・クラッシコ・リゼルヴァDOCG→24ヶ月間熟成 3ヶ月瓶熟成
キャンティ・クラッシコ・グラン・セレツィオーネ→30ヶ月間熟成 単一畑 

昔は白と混ぜてた
でも今はカナイオーロやコロリーノと混ぜてる。寒いエリアではメルロと混ぜる。

見覚えありますね。

 

②南トスカーナ
標高高めで温暖。
南西からの風で温和。
★ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ→ロッソ・ディ・モンタルチーノもあるよ。

おい!こここんな分量でええのんか??!?!?!

 

③沿岸部
平坦。海風の影響。ボルドー品種とサンジョヴェーゼのブレンドで世界的成功を収めている。
ボルゲリDOC
ボルドー的骨格と酸、アメリカ的な果実風味がある。パワー!!!!!

スーパータスカンの話、しようよ〜〜〜。

 

イタリア南部

重要品種のはなし〜
アリアニコ種……タウラジDOCG 

濃い色高い酸多いタンニン黒系果実(重要) 長期熟成に耐えうる。

プリミティーヴォ種……プーリア州 

中程度の酸味。中程度からやや多いタンニン。熟したレッドチェリーにストロベリー(重要)。 

大半シンプルフルーティ。けどとてもいいものもある。


ネグロアマーロ種……プーリア州 

サレント半島が主(海風の影響による)。

中程度の酸、タンニン、高いアルコール。赤黒の果実の印象(重要)。ロゼにも使われてる人気! 

ネロ・ダーヴォラ種……シチリア 多産でだが収量制限で品質UP。 
中程度の酸味、タンニン、ミディアム〜フルボディ。プラム。ブラックチェリーの香り。(重要)

 

エトナ山
ネレッロマスカレーゼ種あるよ。

僕はすごくギリシャ的で大好きな品種です。

 

ポルトガル
気候地形抑えたら十分
海沿いか内陸か。
海沿いは海洋性気候で内陸は大陸性気候。

 

ドウロDOC
ポートワイン。
トウリガ・ナショナル種が有名。
最高品質の産地!

低収量で凝縮した果実味高い酸、多いタンニン(重要)になる。

 

ティンタ・ロリス種
赤系果実。中程度の酸味。長期熟成可能なポテンシャル(重要)があります。

 

ダン(産地)
アルフロシェイロ種
フルーティで親しみやすい。

 

ジャエン種(メンシアのこと)
カルボニック・マセレーションでフルーティな早飲みタイプのワイン。

 

バイラーダDOC
海側で温暖な海洋性気候。
バガ種
晩熟で非常に高い酸味、タンニン(重要)
マテウスロゼの主原料。
ロゼから高品質な赤まで多様。

 

アレンテージョ
南北180kmの広島大学(広大ということが言いたい)な産地。
温暖な地中海性から冷涼な大陸製まで。

トリンカデイラ種
中程度の酸味とタンニン、ブラックベリー。スパイスの風味(重要)。

 

アリカンテブーシェ
果実まで赤い。
色が濃く酸味、タンニンが高い(重要)。

これこの間飲んだら実際美味しかったな。

 


ギリシャ!!!ぼくここすき

ギリシャの気候は全般としては高温で地中海席気候。海風で涼しい。
山間部は大陸性気候。ナウサとか。
標高による冷却効果があり、干ばつが課題。雨振らない。

 

ナウサ(産地)
クシノマヴロ種
ギリシャ北部、マケドニア地方。標高400m冷涼で昼夜の寒暖差が大きい。
ネッビオーロ的品種 高い酸味でグリップのあるタンニン。赤果実、ハーブやスパイス、花のアロマ、長い瓶熟成で品質が向上する!(重要)

酸がめっちゃくっちゃに高い、刺すほど酸があるので超熟して酸抑えるぜ。

あるいは抽出落ち着かせて酸落ち着かせるぜ(あたらしいやりかた)。

 

ネメア
アギオルギティコ種
ペロポネソス半島北部。標高200-900m。
標高によってスタイル、品質が大きく変わる。
濃い色、中程度の酸味、やや多めの柔らかいタンニン。中程度のアルコール、赤系果実、スパイス。

ネメアーの獅子のようになれ!(ノンケ・ボーイズ)

 

サントリー
アシルティコ種
白ぶどうです。

火山島で風が強い!そして雨振らねえ産地。
→風で折れちゃうから、かご仕立て。霧の水分をあ集める効果もある。
辛口、甘口(ヴィンサント)
高い酸味、高いアルコール、柑橘、有核果実、スモーキー(重要)。

ヴィンサントはイタリアが超有名だけど、実はヴィンサントはギリシャが本家なんやで〜〜〜。
ヴィンサントがギリシャ ヴィン サントがイタリアらしい。

 

 

TSGテクニック!

香りの強さは評価するとき忘れがち。忘れないように。
アルコールの表現は「強い」。「多い」にすると死刑になる。
赤からTSGがおすすめ。
酸わかりやすいし、白に甘口が来たら味わかんなくなるため。


55%でTSG試験パス
65%でパスオブメリット

内緒だけど僕はテイスティングの模擬試験でパスオブメリット以下取ったことないです。これは自慢です。

 

重いワインで酸強いワインだと、「今が飲み頃、これ以上の熟成には向かない」というワインは出ない!!!

言い換えると、そこそこいい(複雑さのある)ワインで、ターシャリーアロマがめちゃくちゃ出ててヘタりかけてるというとき以外は「今飲んでも楽しめるが、熟成のポテンシャルがある」が選ばれやすい。

「今が飲み頃、これ以上の熟成には向かない」はシンプルでフルーティ、早飲みタイプのワインのための選択肢としてのほうがよく使う。